65Lバックパックソロキャンプ装備 2020

September 02, 2020

backpack-camping-2020

2020年9月時点でのバックパックソロキャンプ装備。都内発だと誰かと行くときはレンタカーを借りたりもするが、一人だとだいたい電車 + 徒歩で行くので、バックパックに全部詰めていく。

バックパック

backpack

40Lでは足りなくなり65Lにしたが、本体の重量が1500g弱というそこそこ重さがある。 おそらく形状維持のためのアルミフレームの重さだと思われ、ギッシリ詰めても楽に持ち運べるが、実は普通に軽いリュックのほうが楽ということもあるかもしれない。 収納は多くて便利。黒色とデザインが気に入ってこれにしたのだが、本当は山では遭難した際にすぐに見つけられるよう色がはっきりしたバックパックを選ぶほうが良いらしい。

テント・椅子・グランドシート・テーブル

tent

小さくてバックパックに入る登山用のテント。5年前くらいに買ったもので現行モデルはVL27とかだろうか。 吊り下げ式で、設営がとても楽。今だと吊り下げ式で安いモデルもあったりするようだが、当時はコンパクトで吊り下げ式のものは種類が少なく値段が高いものばかりだった気がする。

ground

なんかAmazonで安かった折りたたみチェア。300gくらいで、バックパックのサイドポケットにはいるくらいだったので採用。

100×70cmのシート。テントの下に敷くとかではなく、テント設営前に荷物を置いたり、薪が湿らないように地面に敷いたりするためのやつ。 椅子の気分じゃないときは、これを敷いて焚き火したりすることもある。

A4サイズのタイプ。snow peakのオゼンライトとよく比較されるが、面倒な組み立てが圧倒的に嫌いなので断然こちらを採用。

シュラフ・マット

sleeping bag

快適使用温度が-4℃ 、使用可能限界温度が-8℃ で夏は暑いので持っていかないが、秋冬はこれで過ごしている。 890gなので重い気もするが、温かさとトレードオフだと思うとしょうがない。

空気を入れて使うタイプ。地面との間に空気のスペースができるのでこれだけでも温かい。空気入れるのが若干面倒なのとサイズ的にはコンパクトだが、重さが480gでそこそこ。 最近EVERNEWのEXPマット(145g)を買ったので、そちらに交代するかもしれない。

袋状のコットンの布。夏のキャンプなら寝袋なしでマットとこれだけで良い。

焚き火系

fire

3000円くらいでAmazonで買ったピコグリル398っぽい焚き火台。重さやサイズもオリジナルとほぼ同じでケースと五徳もついている。 大人の事情か分からないがAmazonのショップはすぐに消え去っていた。 改めてAmazonを眺めてみると、最近は全く同じというようなものは無くちょっと個性を出して差をつけているように感じる。

同じ系統の焚き火台でBelmontのTABIも気になっているので、いつかそちらに変わるかもしれない。

チタン製で142gの軽量な焼き網。ピコグリルの専用の串っぽい五徳があるが斜めな場所だと滑り落ちてしまったりする。 それに比べてこちらだと、ちょうどピコグリルの足の突起部分に引っ掛けられるので安定する。

※ 前述の通り自分のはピコグリルもどきだがオリジナルもぴったりなはず。

Amazonで「焚き火 軍手」で検索したら最初に出てきたベストセラーらしい耐熱の軍手。 耐熱性に不満はないが、自分の手にはちょっとでかかった。

ファイバーグラスの耐火シート。焚き火台で地面にダメージを与えないようにするやつ。 素手で触ると若干チクチクが手に残るので、グローブで触ったほうが良い。

折りたたみのトング。小さくて軽く(99g)持ち運びに便利。長さは不安が残るので軍手しながら使うのが安全。

バーナー系

burn

スウェーデン産の真鍮製のもの。ガスバーナーと比べてコンパクトで、静かに燃えるので気に入っている。 焚き火つけるのが面倒な朝にコーヒーを飲んだり、炊飯などの火の調節が面倒な調理に使う。 薪が湿っていたりと火付が悪いときには、直接焚き火台にぶちこんで薪に火がつくまでの着火剤代わりにする荒業を使うこともできるのでバーナーより便利だと思っている。

上記のアルコールストーブ用の五徳。シンプルで良い。

上記のアルコールストーブで使っている風防。主に炊飯のときに使う。 高さが低い代わりにコンパクト。

アルコールを入れておくボトルとして使っている。容量は118ml。 1日くらいのキャンプならちょうどよいくらいだが、2つ持っていくかもう少し容量のあるボトルに変えてもいいかもしれない。

ガスが充填できるコンパクトなガストーチ。定番商品だけあって、とても便利。

調理系

cookers

ゆるキャン△効果で人気が出た定番クッカー。ポットが900mlで蓋のカップが250ml。 中にOB缶とガスバーナーを入れて持ち運べる設計のようだが、600mlのクッカー > 300mlのマグ > アルコールストーブという感じでスタッキングしている。アルミなので米も炊ける。 特徴的な赤いラバーがついていたが、焚き火に突っ込むスタイルで利用しているので剥がしている。

チタン製の600mlのクッカー。チタンなので米を炊くには向かないが軽い。 パックアウェイソロクッカーの中にスタッキングしている。

ベストセラーのチタンマグ。軽い。 上記の600mlのクッカーの中にスタッキングしている。アルコールストーブがちょうどハマるサイズ。 600mlとの間にスペースがまだあるので、もう一つなにか挟んでもいいかもしれない。

pod

小さいケトル。お湯なんてクッカーで沸かせば良いという意見もあるとは思うが、沸かしやすさやコーヒー・お茶の入れやすさが段違いであることと、見た目が気に入っているので焚き火にぶちこんでいるだけで楽しいアイテム。 焚き火にぶちこむのでつまみもステンレス製で持ち手のラバーも外して使っている。

トランギア製品好きにもかかわらず、6点セットにつられて手を出したメスティン。 クッカーで米を炊いてもいいのだが、おかずの調理やらでクッカーが埋まるので、メスティンも持っていくことが多い。 アルコールストーブで炊いて、焚き火にはいれないのでラバーはそのまま。

ナイフ

knife

フルタングのナイフで主にバトニング用。実質鉈。 割ることを目的としたナイフなので切れ味はそんなに良くはないが、乱暴に扱っても壊れる気配が無い安心感と大味な感じが気に入っている。 普通のキャンプには明らかにオーバースペックだが、ブッシュクラフト的なキャンプであれば重宝する。 一方で重さは453gと致命的なので、軽量を目指すなら違うナイフを選んだほうが良さそう。

ナイフ本体は気に入っているが、多くの人のレビューにあるようにシースが結構固く抜くのが大変なので、ナイロン製のシースのBK22にすれば良かったかもしれないと少し後悔している。

BK2が明らかに破壊を目的としたものなので、こちらはそれ以外の繊細な作業に使うナイフ。 たまに魚をさばくことはあるが、食材はカットして持っていくことも多いのであまり出番がない。お守り。

ストレージ系

storages

コンパクトなウォーターキャリー。川で水組んだりする場合には必須で、キャンプ場の場合でも水場が離れていると便利。

名前的にはメスティンを保温するもののようだが、保冷剤を入れてクーラーボックス代わりに使っている。 ソロキャンプで肉・魚を保冷して持っていったりするが、概ね1日程度の持ち具合かなという所感。 連泊する際には、保冷剤が完全に無駄な荷物になってしまうので、持っていかずに食材は現地調達したりする。

50mlと30mlのものを2つずつ持っていて、主に調味料や焼き肉のタレなどを入れていく。

その他

other

ソロキャンプだと夜はだいたい焚き火で遊ぶくらいなので、照明はこれだけ持っていっている。 テントに入ってからは吊るして使えて、モバイルバッテリー5200mAhとしても利用できる。 外だとちょっと物足りないが、テント内なら普通に本が読めるくらいには明るい。

折りたたみのソーラーパネル。バックパックに取り付けて充電しながら歩いたりするときもある。 モバイルバッテリーで十分なケースも多くてあまり活用機会が無いが、電気が実質無限に手に入る安心感がある。

小型の折りたたみ傘。いざというときのためにいつもバックパックに入れているが、小さいので気にならない。

総量

ざっくり背負って体重計に乗るとなんだかんだで10kgぐらい増えている。バックパックの性能のおかげかそんなに負担は無いものの、背負って長時間歩く場合、自分の体力的には限界ギリギリな重量な感じがする。追加でタープも貼ろうとすると結構大変になる。 贅沢とのトレードオフではあるので、もう少し軽量化しつつ入れ替えて調整していきたい。


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